「命を懸けてもいいくらい大好き」「あまり夫を支えていない」… 石破茂氏、林芳正氏、加藤勝信氏の妻が明かす、夫の“極秘情報”」【総裁選】

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「あまり夫を支えていない」

 このように母娘総出で候補者に付きっ切りの家庭がある一方で、

「あまり、夫を支えていないんですよ」

 と笑うのは、林芳正官房長官(63)の妻・裕子さん(本人の希望により年齢非公表)だ。

 彼女は山口大学大学院技術経営研究科特命教授の肩書を持っている。そのため、

「月の半分ほど、私は山口県の方に居ますから、健康管理なんかは本人が自分でやっています」

 彼女の役目はもっぱら“銃後の守り”だ。

「この前、地元で総裁選の決起大会があったのですが、夫は官房長官の仕事があって東京を離れられなかったので、私が出席して御礼のごあいさつをしました」

 林氏といえば、農水相時代に炭水化物抜きダイエットを敢行して10キロ以上痩せたことで有名だが、

「当時はお豆腐料理などを作ってあげていました。ご飯の代わりにお豆腐にして、カレーもお豆腐の上にかけて食べてもらったんです」

留学時代の秘話

 そして、林氏が米ハーバード大に、裕子さんがマサチューセッツ工科大(MIT)に留学していた時代の秘話を打ち明ける。

「アメリカで私が出産した時の話です。MITに修士論文を提出した翌日に出産したのですが、あちらでは2日程度しか入院させてくれません。なので、すぐに退院して家に戻ったわけですが、産後で私はあんまり動けない。そんな時に夫が作ってくれたのが、鶏の唐揚げでした。丁寧に揚げていておいしくて。これまでに一番、感激したことかもしれません」

 その林氏は「総裁選になって会食がなくなり、お酒の量が減ったからか、体重が減った」とも。リバウンド気味だったが、炭水化物抜きならぬ総裁選ダイエットに図らずも成功したようだ。

 前出の加藤周子さんが、

「主人は総裁選に出ることを決めてから、とても生き生きしています」

 と述べれば、冒頭の石破佳子さんも、

「3度目の総裁選で敗れた際に、“石破はこれで終わり”と言われたこともあった。でも、こうして応援してくださる方がいる。本当にありがたいことです」

 総裁選は夫婦の絆をも一層強めるようである。

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週刊新潮 2024年9月26日号掲載

特集「前例なき乱戦の自民党総裁選 小泉進次郎 3つの急所」より

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