「何も着ていないみたい」で認知度アップのNHK中川アナがラジオで示した「華と実力」

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MCのような振る舞い方

「“FMみたいだ”と番組中にパーソナリティから言われていましたね。これまでの出演番組でも語学の能力を生かすシーンはありましたからそんなに驚きはなかったですが。いつもの澤田アナは東大工学部出身で低いトーンの落ち着いた語り口が魅力的。ただ、英語の発音は苦手なようで、その点ハキハキと明るい中川アナは対照的だったのです」(同)

 番組内では自身のプロフィールにも触れて、こんな展開にも。

「“嫌なことがあってもこれを聞けばクヨクヨしなくなる”という流れでビヨンセの“Crazy in Love”を自らのリクエスト曲として紹介していました。中川アナは進行やアシスタントと言うよりもMCのような振る舞い方でしたね」(同)

 中川アナにはフリー転向説が根強くあるようだが……。

「NHKらしからぬSNSでの発信も含めて、あくまでも個人的な評価でしかないですが、フリー転向への思いは伝わってきますね。NHKから飛び出すアナウンサーの共通点として、“良くも悪くもNHKらしくない”という評価を普段から受けているということがあります。中川アナもその1人なのは間違いない。近年、“NHKらしさ”を持ちつつも独立したのは、武田真一アナなど、そう多くないでしょう」(同)

“らしくないところ”

 NHKを辞めた直後は、“らしくないところ”が売りになることもあるだろうが、しばらく経てば元NHKという肩書きについて言及されることもなくなる。

「そうですね。フリーとなれば本人にしか出せない、唯一無二の部分があるかどうかが生き馬の目を抜く芸能界でサバイブするポイントでしょう。番組で“洒脱”の意味がわからないという場面があったかと記憶していますが、こういった“抜けたところ”はNHKではマイナスでもフリーになればプラスに転化することもあります。フリーで活躍できそうな“華”は感じますね」(同)

デイリー新潮編集部

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