バス運転手の“神アナウンス” 満員の車内で赤ちゃんがギャン泣き…ママを救った“機転”とは

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バス運転手Aさんが言い放った“スカッと”する一言

 路肩にバスを止めたAさん、このクレーム男にこう言い放ったのです。

「金はいらねぇからてめぇが降りろ! 少し歩けば次のバス停だ。30 分もすれば次のバス が来るからそれに乗りやがれ!」

 後日、バスを降ろされたクレーム男から、当然のごとくバス会社に電話が入り、Aさんは社内の始末書件数の記録をまた1件、更新したのでした。

 あるコピーライターの方が聞いた、電車の車内アナウンス。前の電車が超満員だったため、1本見送って次の電車に乗ったところ、こんな車内アナウンスが流れたそうです。「電車を1本待っていただいたお客様、ありがとうございました。前の電車にお客様が集中したため、この電車は空いております」

 社内マニュアルには決して載っていない、人間臭い対応。心に刺さる接客の本質は、実はそんなところにあるのかもしれません。

(ポイント)神対応は、マニュアルの外にある

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 この記事の前編では、同じく『一流は何を考えているのか』(Gakken)より、かつて山形新幹線で「伝説の車内販売員」と呼ばれた茂木久美子さんが、接客に目覚めるきっかけとなった出来事について、エピソードを交えご紹介している。

『一流は何を考えているのか』(西沢泰生著、Gakken)

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【著者の紹介】
西沢泰生(にしざわ・やすお)
『アタック25』『クイズタイムショック』などのクイズ番組で優勝を重ねてきた博識王。『第10回アメリカ横断ウルトラクイズ』ではニューヨークまで進み準優勝を果たした。著作に『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)など。同著は大谷翔平選手がプロ入りして最初のキャンプに1冊だけ合宿所に持ち込んだ本として話題になった。

デイリー新潮編集部

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