東京~山形の往復で売上50万円! 伝説の販売員が接客に目覚めた瞬間とは

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アメリカの作家、マーク・トウェインの言葉

 さて、そんな茂木さんは、すっかり山形新幹線の人気者に。とうとうファンクラブができるまでになりましたが、2012年に、車内販売員を引退。現在は、「一期一会を大切にした、おもてなしの接客」などをテーマに、講演やセミナーを中心とした活動を続けておられます。

 アメリカの作家、マーク・トウェインの言葉です。

「成功の秘訣は、自分の職業をレジャーと見なすことだ」

 どんな仕事も、「やらされている」と思って取り組むと面白くありません。しかし、まったく同じ仕事でも、「自分から楽しんでやる」とテンションが上がるもの。

 たとえば宴会の幹事だって、「仕事が忙しいのに、なんで自分が……」なんて考えるとつまらない。でも、「幹事になったおかげで、好きなお店を選べる。わー、何を食べようかな? この店なんてよさそう!」というノリでやると、がぜん楽しくなってきます。

「よーし、いいお店を見つけて、みんなに喜んでもらおう!」と思うだけでも、やる気が 違う。単純作業だって、勝手にタイムトライアルにしたり、仲間と競ったりして、ゲーム感覚で楽しむという手もあります。

 つまらない仕事ほど、楽しむ!これですね。

(ポイント)仕事を楽しんでいる人は、楽しくなるネタを探し続けている人

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 この記事の後編では、引き続き『一流は何を考えているのか』(Gakken)より、子育て中のお母さんを救ったバス運転手の“神対応”について、エピソードを交えご紹介する。

『一流は何を考えているのか』(西沢泰生著、Gakken)

書籍を購入する『一流は何を考えているのか』(西沢泰生著、Gakken)(他の写真を見る

【著者の紹介】
西沢泰生(にしざわ・やすお)
『アタック25』『クイズタイムショック』などのクイズ番組で優勝を重ねてきた博識王。『第10回アメリカ横断ウルトラクイズ』ではニューヨークまで進み準優勝を果たした。著作に『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)など。同著は大谷翔平選手がプロ入りして最初のキャンプに1冊だけ合宿所に持ち込んだ本として話題になった。

デイリー新潮編集部

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