武士が刀を抜きすぎ…「SHOGUN 将軍」が描く日本はリアルではない 褒めるだけのメディアの罪

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 これは凄まじい快挙だと思います。映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞、演劇のトニー賞とならぶアメリカのエンターテインメント賞であるエミー賞で、真田広之さんがプロデュース兼主演を務めた『SHOGUN 将軍』が、作品賞をはじめ18部門を制したのです。

 時代は関ヶ原合戦の前夜。徳川家康をモデルにした武将の吉井虎永と、その家臣になったイギリス人航海士の按針、そして2人の運命のカギを握るキリシタン女性で、細川ガラシャをモデルにした戸田鞠子。彼らを中心に陰謀と策略が渦巻くスペクタクル・ドラマで、虎永を演じた真田さんは主演男優賞に、鞠子を演じたニュージーランド生まれで東京育ちのアンナ・サワイさんも主演女優賞に輝きました。...

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