98歳・石井ふく子氏「四つ目のギネス記録」に期待 「世界最高齢者の演出になるのでは」
“ギネス四つ目”の偉業へ
「今年1月には、山田監督が小津安二郎監督の映画『東京物語』の舞台版を演出して話題になりました。石井氏は98歳で演出を担当することになり、関係者の間では“世界最高齢者の演出になるのでは”と、いまからギネス記録を期待する声も上がっています」
その石井氏は、すでに三つのギネス記録を持つ。
「最初は昭和60年。手がけたテレビドラマの数が1007本に達し、〈テレビ番組最多プロデュース〉に。二つ目は平成26年で、87歳342日の時点で〈世界最高齢の現役テレビプロデューサー〉に認定された。さらにその翌年には、舞台初演作演出本数が183作に達し、〈最多舞台演出数〉とされたのです」
今年も複数の対談動画「テレビドラマの今昔を語るうらばなし」を橋田文化財団のサイトにアップするなど、精力的な姿が目立つ。“人生100年時代”を地で行く壮健ぶりで、白寿でのドラマプロデュースもありそうだ。