「“死球”を与えた投手や監督が相手チームに謝罪」はなぜ増えたのか 死球に泣いたレジェンド打者が明かす「令和のプロ野球で謝罪が目立つ」理由

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 日本プロ野球(NPB)で、投手が打者に死球を与えた際、投手本人だけでなく、監督をはじめコーチ陣まで相手側に謝罪することが増えている。小学校高学年で昭和のプロ野球を応援していたファンは今、40代後半。当時、死球による謝罪など滅多に目にしなかった。それより前に生まれた50代、60代……のファンともなれば、昨今の死球事情に“隔世の感”を覚えるのではないか。

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 まず謝罪の実例から見てみよう。8月7日の楽天・日ハム戦で7回裏、楽天の鈴木大地が打席に立つと、日ハムの山崎福也が投じた初球が鈴木のヘルメットを直撃。...

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