「カメ止め」に続き「侍タイムスリッパー」も…上映作品が全国ヒットを連発 支配人が明かす「シネマ・ロサ」が“自主映画の聖地”と呼ばれる理由

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一部の映画館から全国公開へ

 ある小さな映画館で公開された自主制作映画が、あれよあれよという間に大ヒット。ついに大手配給会社がついて、全国約100館で拡大公開!――ご存じ、「侍タイムスリッパー」(監督・脚本・撮影・編集:安田淳一)である。いまや、今年の日本映画界最大の話題作といっても過言ではない。

 動乱の幕末、ある会津藩武士が、宿敵・長州藩の武士に襲いかかった。その瞬間、雷が落ち、現代にタイムスリップ。しかもその場所は、東映京都撮影所、時代劇セットのど真ん中。やがて武士は、撮影所で“斬られ役”専門の役者として生きる決意をするが……。...

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