斎藤知事はなぜ親族から絶縁された? 「お年玉を渡したが…」「官僚になって変わってしまった」

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変わったのは「社会人になってから」

――おねだり癖について。

「おねだりはされなかったですけど、お年玉は渡していました。非常に恵まれた環境で(斎藤知事は育っていて)、彼にとってはそんな全てが当たり前だったのでしょう」

――だから、今のようになってしまったと。

「そうですね。苦労が足りなかったのでは。他人がどういう気持ちになるとか、いろんなことを経験してから(知事に)なっていればと思うと残念、無念です。優秀だっただけに、もっと倫理観を持っていればね」

――彼はいつ頃から変わったのでしょうか。

「官僚時代ですね、社会人になってから」

「一生関わりたくない」

――今のお気持ちは。

「世の中に顔向けできません、こんな大きなスキャンダルを起こして。言語道断というか、もう一生関わりたくありません」

――知事を辞任すべきでしょうか。

「もちろんです。税金からお給料を頂いているのに、なぜ、こんなに厚顔無恥なのか。恥ずかしいとしか言いようがありません」

 身内からも見放され、厳しく批判される斎藤知事。そもそも、政治家になるような人ではなかったのかもしれない。

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週刊新潮 2024年9月26日号掲載

ワイド特集「千載一遇」より

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