「ソーラン節」をブラジル音楽調に! 「マシュ・ケ・ナダ」で知られる巨匠「セルジオ・メンデスさん」の“日本愛”

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 ブラジル音楽界の巨匠、セルジオ・メンデスさんは1964年以来、40回以上も来日した稀有(けう)な存在だ。

 メンデスさんはボサノバやサンバといったブラジル音楽にジャズなど他の音楽を融合、アレンジしてヒットを生み出した。なかでも66年発表の「マシュ・ケ・ナダ」は世界的な人気を呼ぶ。曲名に覚えはなくても必ず耳にしているだろう。

 長年親交のあった音楽評論家の湯川れい子さんは振り返る。

「日本は第二の故郷、心が落ち着く、と語っていましたが、お世辞ではなかった。...

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