「組長、若頭3人暗殺事件から約40年逃亡の末に」 4代目山口組・竹中組長射殺犯はいかにして逃げ続けられたのか

国内 社会

  • ブックマーク

長崎・松浦市議会議員への名誉毀損容疑

 誰もが「消えた」と思っていた暴力団組長の名が急遽浮上している。1985年に4代目山口組の竹中正久組長らを射殺した疑いで指名手配されていた男が名誉毀損容疑で長崎県警に逮捕されていたことが分かったのだ。「山一抗争」の最終局面に登場した男が時効を経て、およそ40年にわたって逃げ続けられた理由についてレポートする。

 男の名は後藤栄治容疑者(75)。後藤容疑者は今年2月、長崎・松浦市議会議員の男性について「連日連夜はしゃいでいる」「わいせつ罪を犯している」などと虚偽の内容を書いた文書を配って名誉を傷つけた疑いが持たれている。...

つづきを読む