今季はセ・パ両リーグで「ホームランが1000本に届かない」可能性も…通算306本塁打のレジェンドが挙げた「ボールではない投高打低の“真犯人”」とは

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今後も“投高打低”が続くのか?

 息詰まるような投手戦が好きだという野球ファンは多い。とはいえ、やはりスタジアムが湧くのは打撃戦、それもホームランの応酬だ。MLBはピッチクロックの導入などでチームの得点が増え、観客も増加しているという。一方、NPBはホームランが確実に減り続けているため、ファン離れが懸念されている。何か打つ手はないのだろうか?

「ピッチャーの育成方法が飛躍的に進化し、データ野球の発達もバッターの弱点を浮き彫りにしており、今のところはピッチャーが有利な状況が続いています。しかしながら、結局は人間がやっていることです。どれくらいの期間が必要かは分かりませんが、バッターも必ずピッチャーにキャッチアップするはずです。150キロ後半の速球でも34インチや34・5インチのバットで対応できるようになり、ホームランの本数も復活するのは間違いないと考えています」(同・広澤氏)

デイリー新潮編集部

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