セの覇権争いは巨人と阪神…球審とにらみ合い「岡本和真」の気概は今日からの6連戦に不可欠【柴田勲のコラム】

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スタミナ切れで失速した広島

 セ・リーグのペナント争いがいよいよ最終段階に入った。残り試合は6球団、10試合から多いチームで16試合。巨人は12、阪神は10だ。「勝負事は下駄を履くまで分からない」と言うが、これで首位・巨人とゲーム差2の2位・阪神の一騎打ちだろう。

 前回の今コラム、1位から4位まで4.5差で優勝争いは再び混とんとしてきたと記した。ところが10日から16日の7日間で広島が1勝6敗と敗れ、阪神が5勝1敗と追い上げてきた。

 3位の広島はこれで9月に入って3勝11敗と失速した。...

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