ホス狂いの娘が「600万円を盗んで家出」 身も心もボロボロの母子はいかにして“生還”したのか

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「悪質ホスト」問題を受けて売掛金(ツケ払い)制度を撤廃するなど、歌舞伎町のホストクラブ業界では“自浄”の動きが始まっているかのように見える。だが街を変えて営業を続ける店も現れはじめ、まだまだ問題の根は深そうだ。今回取材した八雲佳代さん(仮名、以下同)は、いわば“被害者家族”。「ホスト業界は悪いことと知って今も営業を続けている」と憤る。

 佳代さんは、開業医のかたわら、一般社団法人「青母連」を通じ、青少年を守る活動を行っている。きっかけは娘の彩菜さんがホストクラブの“沼”にハマったことだった(前後編の後編)。...

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