「子どもにとって最大の謎は母親」 浅田次郎氏が絶賛するドラマ「母の待つ里」撮影秘話

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 帰る故郷も家族も持たない3人の孤独な男女に、奇妙な「ふるさと」への招待が舞い込む。気まぐれ半分でそれに応じた彼らと、東北の「ふるさと」で待つ「母」との不思議な交流を温かく、切なく描く異色の家族小説が『母の待つ里』だ。ドラマ化(放送はNHK BSにて9月21、28日21時~)にあたり、作者の浅田次郎さん(72)はロケ地となった岩手県遠野を訪問。

「イメージどおりの光景だ」。伝統的な曲がり家の縁側でほほ笑む女性を目にすると、そうつぶやいた。

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