「次やられたらやり返す」 阪神の助っ人の“殺人タックル”で乱闘騒ぎ…日本球界にコリジョンルールをもたらした男の「危険な本塁突入」

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 近年のプロ野球では、かつてのような格闘技顔負けの乱闘シーンはほとんど見られなくなった。2016年のコリジョンルール導入により、本塁上のクロスプレーで走者が捕手に激しくタックルすることがなくなったのも、大きな理由に挙げられる。そして、日本球界にコリジョンルールをもたらすきっかけを作ったのが、阪神の助っ人、マット・マートンである。【久保田龍雄/ライター】

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 2010年に来日したマートンは、1年目にオリックス時代のイチローの210安打を更新するシーズン214安打のNPB記録を樹立。...

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