「素人の女子大生かと…」テレビ東京、入社5カ月の女子アナをスポーツ番組キャスターに起用 エースアナの退社ラッシュで深刻な人材不足

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今年で4人が退社

 テレ東では、今年3月末で福田典子アナ(33)、6月末に松丸友紀アナ(43)と須黒清華アナ(39)が退社していて、池谷アナは今年で4人目の退社となる。昨年3月には、現在タレントとしても活躍中の森香澄(29)が退社。2020年には「エース」と呼ばれた鷲見玲奈(34)が退社し、その後“ブレイク”した。

 テレ東のホームページを見ると、現在の女性アナウンサーは計17人。30代後半から40代のベテラン、入社1~3年目の若手が目立つのだが、働き盛りの世代がごっそり抜け落ちている。26~35歳の範囲に限っては、わずか5人しかいない。そのうちの1人は、退社予定の池谷アナである。

 最近の局内では、ある“違和感”を覚える出来事も起こっていたという。

「今夏のパリ五輪の現地キャスターに、テレ東からは竹崎由佳アナらが起用されたのですが、その中には日向坂46の佐々木も派遣され、現地からリポートしていました。局内からは『なぜ、自局のアナを使わないのか』との声も漏れていたそうです」(前出のスポーツ紙記者)

 五輪報道は、アナウンサーにとっては“晴れの舞台”。パリ五輪では、テレビ朝日内で局アナとフリーのヒロド歩美アナ(32)が、現地キャスターの座を巡って激しく争ったことも報道された。TBSでも現地キャスターとして、自局の女性アナウンサー3人を派遣している。大きな舞台で経験を積ませるという意味でも、各局は力を入れるのだ。

 ただ、今のテレ東では、五輪報道でも現役のアイドルに頼らざるをえないくらい人手が不足しているということなのだろう。今後も退社は続くのか。

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