【光る君へ】「彰子」に子を産ませた結果… 一条天皇は天皇の座も命も失った

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懐妊しない彰子に道長の焦り

 一条天皇(塩野瑛久)の顔を、入内して7年になろうという中宮彰子(見上愛)は、しっかり見ることができない。 NHK大河ドラマ『光る君へ』では、第34回「目覚め」(9月8日放送)でも、そんなふうに描かれている。

 寛弘3年(1006)7月7日、奈良の興福寺の僧兵たちが大極殿に押し寄せたとき、藤原道長(柄本佑)は剛毅に対応して追い返したが、一時、彰子は一条天皇がいる清涼殿に隠された。そのとき一条は彰子にさまざまに言葉をかけて、「顔を上げよ。そなたは朕の中宮である。...

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