ワースト記録尽くしの「西武ライオンズ」…ロッテ戦16連敗は「松井稼頭央前監督」が当事者だった「因縁試合の祟り」との声も
ファンを無視した茶番劇?
2年連続で盗塁王となった松井は「やっぱり嬉しい。自分の力じゃないけど、決まった時は手を叩きましたよ」と試合後に言えば、同じく小坂は「簡単にとれるものじゃないから、ぜいたくは言いませんよ」と語ってはいるが、
「満員の観客からは『そこまでやるか!』とか『カネ返せ!』といった怒声が聞こえました。後味の悪い試合だったことは確かです。タイトル争いのかかった最終試合で、自軍の選手に獲らせたいと思うのはわかりますが、ファンを無視した茶番劇は頂けません。松井と小坂は翌99年も盗塁王争いをしますが、松井32個、小坂31個で、3年連続で松井が盗塁王に輝いています」(前出・デスク)
この試合を受けて、パ・リーグの原野和夫会長は10月13日、
「褒められた行為ではない。ああいう行為が観客動員数減少の一因」
と、不快感を示している。当時は攻守に加え、スピードスターとしても絶好調だった松井。監督を休養し、ワーストとなった対ロッテ16連敗を記録した今シーズンを振り返り、何を思うだろうか。
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