「ドクターX」は年末で見納めか 米倉涼子の今後の戦略は? 「主演作にこだわりすぎると首を絞めることに」

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「治療を受けながら……」

 芸能デスクによれば、

「すでに来年は、米倉が主演したプライム・ビデオ配信のドラマ『エンジェルフライト』の続編が放送される予定です。今年6月からNHK BSでも放送され好評を博しましたが、もともとはNHKの子会社が制作した作品。加えて同月、NHK朝の情報番組『あさイチ』で、彼女は難病である脳脊髄液減少症の治療を受けながら撮影をこなしたと告白し、視聴者から大きな反響が寄せられました」

 ヒット作の生みの親であるテレ朝よりも、最近はNHKとの距離を縮めているというわけなのだ。

「『ドクターX』の企画発案者である古賀誠一氏が会長を務める大手芸能プロ・オスカープロモーションから独立し、個人事務所を設立したことも影響していると思います。本来、女優が持病を明かすことは役作りにおいてはリスクですが、医療ドラマの主人公というイメージを払拭したい気持ちの表れでしょう」(同)

 とはいえ、今後も当たり役に恵まれる公算はあるのだろうか。

「同世代でドラマの主役を張っていた松嶋菜々子や篠原涼子は、とっくに脇役としての地位を固めています。主演作にこだわりすぎる戦略を取れば、結果的に自分の首を絞めることになりかねません」(同)

 ドラマ同様、今後の女優人生が大団円を迎えるか否か。その岐路に立っているのは間違いなかろう。

週刊新潮 2024年9月12日号掲載

ワイド特集「一寸先は闇」より

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