「今のところ死角はない」 元賞金女王の叔母「平瀬真由美」を早くも凌駕した「21歳・竹田麗央」の“スゴさ”とは

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 国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」が岐阜県のGOLF5CみずなみCで開催され、プロ3年目の竹田麗央(りお・21)が優勝を果たした。

 初優勝は今年4月に地元熊本で行われた「KKT杯バンテリンレディス」。翌週の「フジサンケイレディス」も制し、史上4人目となる初タイトルからの2週連続優勝を飾った。さらに「ブリヂストンレディス」「北海道meijiカップ」も勝利し、あれよあれよという間に今季、そして通算の5勝目である。

母も叔母も女子プロの“ゴルファー家系”

「1993年、94年と連続で賞金女王に輝いた平瀬真由美の姪で、母親も女子プロというゴルファー家系。アマ時代から注目されていました」

 とツアー記者が語る。

 母の影響で6歳からゴルフを始めた竹田は2021年、高校3年で「バンテリン」に出場し4位に入賞。同年の「日本女子オープン」ではローアマチュアを獲得した。その秋のプロテストに合格し、昨年からシード入りを果たしている。

「パワフルで正確なスイング。飛距離、平均パット数はともにツアー4位です。今のところ死角はない」

 と記者が目を見張るように、スタッツがすごい。平均ストローク、パーオン率、平均バーディー数、パーブレーク率は1位。パーセーブ率、イーグル数は2位。5勝はダントツで、メルセデスランキング首位をひた走る。

「試合数が違うので単純に比較できませんが、自己最多が年間4勝だった平瀬を早くも凌駕しました」

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