小泉氏が「夫婦別姓」に踏み込めば、石破氏は「金融所得課税」強化に言及…自民総裁選で“国民目線”の政策論争が展開されるウラ事情

国内 政治

  • ブックマーク

 自民党総裁選が9月12日に告示された。27日の投開票日まで、候補者による充実した論戦を期待したい──。こうした国民の思いは、過去の総裁選では叶わぬ願いだった。ところが今回は異例の展開となっており、多くの候補者が“国民を意識した公約”を発表している。これが選挙の結果にどのような影響を与えるのだろうか。

 ***

 立候補の届け出を提出したのは年齢の若い順に小泉進次郎(43)、小林鷹之(49)、河野太郎(61)、高市早苗(63)、林芳正(63)、石破茂(67)、加藤勝信(68)、茂木敏充(68)、上川陽子(71)──の9氏。...

つづきを読む