「打撃2冠」を狙うヤクルト・村上宗隆の深刻過ぎる“不振” 日本人初「2年連続160三振」だけじゃない不安材料

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本塁打、打点、三振の「三冠王」

 僅差での優勝争いが続くセ・リーグの個人タイトルを見てみると、本塁打部門は東京ヤクルトの村上宗隆(24)が24本でトップ。巨人・岡本和真(28)、DeNA・オースティン(33)が1本差で追っている(記録はいずれも10日時点、以下同)。打点トップは巨人・岡本の68。村上は66でそれを追い掛けている。

 この数字だけを見ると、村上が最下位に沈むヤクルトにおいて一人で気を吐いているような雰囲気だが、実際は違う。打率は2割3分1厘、9月に入ってからの7試合は25打数2安打。...

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