「華丸・大吉」以上に痛手な“彼女”の不在…TBS「どうなの会」レギュラー化でも日テレが動じない理由

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 9月5日、TBSは10月期番組改編説明会を開き、「巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会」を10月9日よりレギュラー化することを発表した。6月から特番として放送を重ねていたものの、今年3月まで日本テレビ系で放送されていた「それって!?実際どうなの課」(中京テレビ制作)と“酷似”“移籍”とまで言われた番組だった。

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 レギュラー化することについて記者からは「他系列でやっていたものをTBSで放送するのは異例のケースでは?」との質問も飛んだ。

 これに対しTBSコンテンツ戦略局コンテンツ戦略部長の三島圭太氏は「経緯については中京テレビさんとはコミュニケーションを取らせていただきましたが、詳細については答えを差し控える」とコメントした上でこう語った。

三島氏:シンプルに魅力あるコンテンツを編成し、放送するということが我々の責務ですので、それを追求したということに尽きる。

 まあ、バラエティ番組は、局の垣根を越えて似たり寄ったりの企画も少なくない。視聴者にとっては面白ければいいのだ。そうは言っても「どうなの課」と「どうなの会」、タイトルもそっくりなら、世の中に溢れるウマい話や長年の疑問を調査するという企画も一緒、MCの生瀬勝久 はじめ一部の出演者や制作会社まで同じなのだから、移籍された側としては面白くないはずだ。実際どうなのか? 日テレ関係者に聞いた。

「どうぞ、どうぞ、おやりください、というのが正直なところです。そもそも人気番組だった『どうなの課』は、中京テレビの予算不足が原因で打ち切られたと言われています。これに怒った番組プロデューサーが同社を辞めて、番組企画をTBSに持ち込んだことから“移籍”が始まりました。日テレとしては番組を制作していたわけでもないので、文句を言う筋合いでもないのです。それに、TBSの『どうなの会』が『どうなの課』を超えることはないでしょうから」

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