AYAさんが「クロスフィット以外の価値観はまるで合わない」お相手を選んだワケ

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「一緒にいましょう」

 21年、AYAさんの引っ越しを機に同居を開始。クロスフィットに関する価値観を語れば思いは一致。真伍さんの「(この先も)一緒にいましょう」という言葉も自然に出たものだ。

 求婚の言葉こそなかったが、AYAさんいわく「プロポーズなどロマンチックなことが何もなかったので、せめて日付はロマンチックに」と、七夕の夜に役所の時間外窓口に赴き、入籍を果たしたのだった。

 クロスフィット以外の価値観はまるで合わないとか。真伍さんの好きな香港アクション映画にAYAさんは疎い。「普段の撮影でスタイリストをつけない」ほど自らファッションに凝るAYAさんは、彼のセンスのなさを嘆いて笑う。「こんなに価値観が合わないのによく一緒にいるよね」。

 凸凹もある二人だが、カップルや夫婦など男女ペアでのフィットネス「カップルフィット」を今後、発信していきたいと燃えている。

 男女それぞれへの発信で役割分担し、「足し算ではなく、掛け算で大きな力になれれば」(真伍さん)と熱意を込める。凸凹合わさって二人はまさに完全フィット。斯界を引っ張る名コンビだ。

週刊新潮 2024年9月12日号掲載

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