刑務所暮らしで「幸せ」を感じる殺人犯は例外ではない 無期懲役囚が見た「悪党ランド」の実態

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「刑務所で暮らすのが幸せ」と言う殺人犯

 9月4日、弁護士ドットコムが配信した記事が大きな反響を呼んでいる。紹介されているのは2018年に新幹線「のぞみ」内でナタを用い、2人の女性を切りつけ、1人の男性を殺害し、現行犯逮捕された小島一朗受刑者(28)からの手紙だ。

 公判で小島は、一生を刑務所で暮らしたい、無期懲役がいい、といった希望を口にし、実際に無期懲役の判決が下された時には、万歳三唱をしたという。

 同記事で紹介された手紙で、小島は刑務所を「ひどいところだから入らないほうがよいよ」だとしつつも、自分にとっては「素晴らしい」ところで、「私は今とても幸福です」とまで述べている。...

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