台風10号「予報大外れ」の原因は? 気象庁に聞いてみた

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 死者7名、負傷者129名という被害を出した台風10号が、熱帯低気圧に変わったのは9月1日のこと。テレビをつければ、どのニュースや情報番組も「観測史上最多の雨量」や「記録的」を連呼して危機をあおり、事実、東海道新幹線は8月31日に三島―名古屋間を終日運休にしたほどだった。が、振り返れば台風の進路予想を“大外し”していたことは指摘しておかねばなるまい。

「8月22日にマリアナ諸島付近で発生した台風10号は当初、紀伊半島に上陸し、東海や関東も暴風域に入るとされていました。...

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