「整形顔だらけの学園モノ」にウンザリしたら見るべきドラマ “リアルな思春期”を自然体の子役たちが好演「クラスメイトの女子、全員好きでした」
我が強く、見てくれもアレなので、小・中学校では男子から確実に嫌われた。それでも「面白い」「すごい」とこっそり褒めてくれた男子が2人だけいた。今、何をしているか知らんが、山田君と花本君がもし生きていたら御礼を言いたい。「あなたの言葉で自己肯定できましたよ」と。そんな思春期を懐かしく思い出したのは「クラスメイトの女子、全員好きでした」のせいだ。
主人公・枝松脛男(すねお)は小説家志望のフリーター。中学生時代に埋めたタイムカプセルに入っていたノートが間違えて送られてきたのがすべての始まり。...