「基本給は5万5000ドル、帝王切開は2500ドル」という知られざる代理母の値段票まで…増加が懸念される危険な「代理出産」

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 巷では目下、各地で起こされている訴訟の判決も後押しする格好で「同性婚」を容認するムードが醸成されつつある。そうした中、危険かつ倫理的な問題をはらむ「代理出産」の増加が懸念されているという。ノンフィクション・ライターの上條昌史氏が、その実情に迫る。(以下は「週刊新潮」2024年9月5日号掲載の内容です)

 同性婚を認めようという動きは、国内でじわじわと高まっている。そうした気運を押し上げたきっかけのひとつは、いうまでもなく司法の判断である。

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