芳根京子の父親が引き起こした介護トラブル 「彼のせいで母はICUに」

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ICUに緊急搬送

 芳根の父親はAさんに対して、母親が老人ホームに入所するにあたって、食事を取る際の注意点などをスタッフに伝えることを約束していたという。彼はその約束を果たすために14日の朝、老人ホームに赴くと述べたそうだが、

「見事に約束を破り、施設に行かなかったようです。そのせいで母は、入所後初めての食事となった14日の昼食を喉に詰まらせてICUに緊急搬送され、気管挿管の措置が取られた後、鼻からチューブで栄養を取る体になってしまいました。以前はきざみ食であれば普通の食事ができたのに、これでは悔しくて仕方ありません」(同)

 しかし、芳根の父親は自らの責任を認めようとせず、Aさんの母親について“寿命だった”などと冷たく言い放ったそうだ。また、彼は普段から「女優の娘に家を建ててもらった。自分は幸せだ」と得意気に語る一方で、被介護者やその家族の目の前で「世の中には不幸な人が大勢いて、驚いている」などと、デリカシーを欠いた発言をすることもあったという。

「そんな約束はしていない」

 当の芳根の父親に聞くと、

「私はそんな約束はしておりません。3月14日の朝、老人ホームに赴くなんて言っていないんです。当日の午前中はAさんのお母さんが持って行き忘れた薬を取りにご自宅に行っており、その場に来てくださった老人ホームの施設長に介護上の注意点などを説明したまでで、事故が起きたのはその後です」

 と、述べた。Aさんは今後、芳根の父親が勤務する介護事業所などを相手取り、損害賠償請求訴訟を起こす予定だという。

 芳根の所属事務所に尋ねるも、期限までに回答はなかった。

 芳根とは直接関係のある話ではないものの、この係争にしかるべき決着がつくまで、やきもきする日々が続くだろう。

週刊新潮 2024年9月5日号掲載

ワイド特集「令和の大騒動」より

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