8月中にBクラス確定…どん底の「西武」が“データ分析の専門家”を募集「改革の目玉」となるか

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監督人事はどうなる?

 もっとも、新しいデータサイエンティストが採用されたから即チームが強くなるわけではない。データも重要だが、パフォーマンスを展開するのは選手であり、それを指導するのは監督・コーチ。やはり次期監督は誰なのか、気になるところだ。

 西口文也2軍監督(51)の内部昇格から、球団OBの工藤公康氏(61)、秋山幸二氏(62)の名前も挙がっている。また、選手だけでなく、監督としてもチームを日本一に導いた実績のある伊東勤氏(62)を推す声も根強い。

「平石洋介ヘッド兼打撃戦略コーチ(44)の内部昇格という話が出たこともありますが、現状ではまったくの白紙です。球団としては、これまでのやり方を否定されたり、方針を変えられたりするのは避けたいので、外部から招へいする可能性はない。OBから選ぶだろうとは思っているのですが……」(前出・担当記者)

 今シーズンはどこまで負けるのか――ファンには面白くない話題ばかりだが、球団再生に向けて、オフも注目を集めることに変わりはなさそうだ。

デイリー新潮編集部

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