「6月の英国ご訪問前からお疲れのご様子が」 雅子皇后の現在のご体調 当日になってもコンディションが見通せないままの “綱渡り”

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「車というのは初めてで、驚きました」

 こうした異例のご静養は、地元でも波紋を呼んでいる。平成時代に上皇さまが訪問なさった地元の農家でつくる「那須嚶鳴(おうめい)会」の市村利男・前会長(79)は昨夏、両陛下と愛子さまが静養された際、歓迎のお出迎えに駅まで駆け付けたという。ところが、

「いつもならご静養の3週間ほど前に、県のほうから『いらっしゃる』と連絡があります。ですが今回は、ニュースを見て両陛下がお見えになっていると知りました。新幹線でお越しになればお出迎えができますが、車というのは初めてで、驚きました」

 さらに続けて、

「私たち嚶鳴会や地元の議員、消防団の人たちはこれまで、上皇ご夫妻や両陛下のご滞在中、記帳のため御用邸にお伺いしてきました。日取りは県と宮内庁とで調整し、会のメンバー20人ほどで参加していたのですが、今回はそれもないと言われて……」

 そう困惑する。宮内庁に尋ねると、

「御用邸における記帳については、その有無も含めて、お答えを差し控えさせていただきます」(報道室)

 と言うばかりだった。

 後編【雅子皇后に懸念される「新たな症状」とは 「お出ましの後は生活リズムが狂ってしまう」】では、関係者や専門家が指摘する、雅子皇后に懸念される新たな症状について報じている。

週刊新潮 2024年9月5日号掲載

特集「雅子皇后 那須ご静養で『異変』」より

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