両リーグ最多「22失策」で「バント攻め」の餌食に…阪神優勝のカギを握る「佐藤輝明」、岡田監督ガマンの采配はいつまで続くか
勝因も敗因も佐藤
夏の長期ロードは8勝14敗1分けと大きく負け越してしまった。その長期遠征の最終戦である8月28日のDeNA戦後、阪神・岡田彰布監督(66)が吠えた。
「そら、4番が打てへんからや。打てへんやろ、ずっと。よう(4番で)使ったほうやで」
“我慢して使い続けた4番”とは、佐藤輝明(25)のこと。トラの終盤戦、ひいては、首位戦線に喰らいつけるかどうかも「佐藤の攻守次第」と言えそうだ。
「8月の長期ロードを終え、ようやく甲子園球場に戻って試合ができたのが8月31日。...