猛暑日ゼロ「涼しい街」で脚光浴びる勝浦市 かつては大型リゾートが栄えるも“廃墟化”した悲しい過去も

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千葉県・勝浦市

 この夏も厳しい暑さが話題になった。酷暑が厳しさを増すたびに、関東で最も「涼しい街」として脚光を浴びるのが千葉県・勝浦市だ。南国のイメージが強い南房総にある街だが、かつての大型リゾート地から避暑地へ、まちづくりにも影響を与えそうな転換が起きている。

 勝浦市は、房総半島東岸に位置し、市街地は勝浦湾に面している。海から涼しい風が吹き込んでいることが、涼しさの一因とも言われる。100年間気温35度を超える猛暑日を記録したことがない「猛暑日知らずの街」を市も移住や観光のうたい文句にしている。...

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