石川佳純、次なる大仕事はフジテレビ「イット!」キャスターか 「懸念材料は高額すぎるギャラ」

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「優先交渉権」

「バドミントン選手としてバルセロナ五輪に出場した陣内は、引退後にフジの『プロ野球ニュース』で鍛えられた後、2010年から日テレの夕方ニュースに起用されました。フジからすれば、せっかくキャスターとして育てたのに引き抜かれた格好ですが、今年、還暦を迎えた陣内に対して、石川は約半分の年齢。フレッシュさでは負けません」(同)

 フジには前回東京五輪で起用した同じ元卓球日本代表の福原愛が、不倫報道でイメージダウンした苦い経験もある。今回こそは石川で日テレへの雪辱を果たす絶好の機会というわけだ。

 とはいえ、実力も人気も兼ね備えた石川は、民放各局で争奪戦となってもおかしくない。

 芸能デスクによれば、

「テレビ業界では、石川ほどの逸材を発掘した局に敬意を示し、他局は横取りしないという不文律がある。そのため今後、石川がテレビで仕事する際の優先交渉権はフジにあるのですが、肝心のギャラが懸念材料となると思います」

「ギャラをはね上げてくる」

 彼女が所属するのは、アメリカに本社を置く世界的なマネジメント企業である「IMG」。ゴルフでいえばタイガー・ウッズ、テニスのラファエル・ナダル、日本人でもスケートの浅田真央などが所属していたことで知られる。

 先のデスクに言わせると、

「外資は容赦ないですから、今は数千万円台のギャラを五輪後にはね上げてくるでしょうし、フジがどこまで用意できるか。交渉に手こずっている間に時間だけが過ぎてしまえば、そろそろ他局も参入していいかとつけ入る隙を与えることになってしまいます」

 善は急げというものの、次なる大仕事のハードルは案外高そうなのである。

週刊新潮 2024年9月5日号掲載

ワイド特集「令和の大騒動」より

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