小中学校の夏休み「日数」も「宿題」も減少の動きあり 教員と家庭の負担軽減のはずが思わぬ“落とし穴”も

国内 社会

  • ブックマーク

 格別に暑い日が続いた夏休みが終わり、全国の小中学校は新学期を迎えた。大量の宿題を何とか終わらせ、友達とは久しぶりの再開を果たし……というイメージをお持ちの大人も多いかもしれないが、実は現在の夏休みは、少しずつその様を変えつつある。

「まだ全国的な傾向、とまでは言えないものの、夏休みの短縮に向かっている自治体が現れてきたのは事実です」

 そう話すのは、教育研究家で、一般社団法人ライフ&ワーク代表理事の妹尾昌俊氏。

「たとえば茨城県守谷市の公立小中学校はすでに5日ほど夏休みが短くなっています。...

つづきを読む