「コバホークより議員票は少ないかも」茂木幹事長の窮地 【自民党総裁選の裏側】

国内 政治

  • ブックマーク

首相・総裁に最も近い存在と信じて

 9月12日告示・27日投開票の自民党総裁選をめぐって、茂木敏充幹事長は9月4日に会見して出馬を表明した。これまで頼みとしていた麻生太郎副総裁からの支持を得られず、拡大を目指していた安倍派内からの支持も見込めず、2位以内に入って決選投票へ進むという展望が描けずにいる。

「茂木氏は元々、キャリアの割に国民の間での知名度が高いわけではなく、派閥のボスでありながら派閥をまとめきれず、クセのある性格から永田町での評判もいまひとつ。“茂木氏を首相・総裁候補になぞらえるのはリアリティがない”などと言われていたこともありました。...

つづきを読む