波瑠の事務所独立騒動の行方は? 社長は「私がいなくなることに不安を覚えているのかも」

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「スポーツ紙からも」

 そこで、波瑠の育ての親として知られるホリ・エージェンシーの社長に尋ねてみると、

「およそこの1カ月の間に、いくつかのスポーツ紙からも同じような問い合わせを受けました。しかし、波瑠が独立するなんて話は、私のところには一切届いておりません」

 仮におっしゃる通りだとしても、では、どうしてうわさが立つのだろうか。

「私はあと1年半ほどで70歳になり、定年退職します。しかし、ウチの会社の次期社長はまだ決まっていない。もしかすると、そのような状況で波瑠やマネージャーたちが、私がいなくなることについて不安を覚えて、周囲に今後の相談を持ちかけているのかもしれません。ただし、これはあくまで想像に過ぎませんが」

芸能界の変化で「独立した方が得」に

 近年、米倉涼子(49)や上野樹里(38)、満島ひかり(38)、前田敦子(33)など有名女優の独立が相次いでいる。前出のテレビ局関係者はこう語る。

「19年、独立したSMAPの元メンバー三人を出演させないようにテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が旧ジャニーズ事務所に注意を行いました」

 それ以降、独立したタレントに対して“干す”など“報復”が減った。芸能界は急速に変わりつつあるという。

「さらに、元より自由にキャスティングを行うネットフリックスなどの動画配信サービスが、いよいよ力を持つようになってきました。今やこちらのほうが、ギャラがいいといわれるほどです。また、ユーチューブやSNSなど気軽に発信できるメディアもそろっている。高い知名度を誇る役者であれば、もはや独立したほうが得だと考えるのは自然なことです」(同)

 火のないところに煙は立たぬという。芸能記者は、波瑠の動向からしばらく目が離せない日々が続きそうだ。

週刊新潮 2024年8月29日号掲載

ワイド特集「天変地異」より

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