「明智光秀にはならない!」 惨敗が予想される茂木幹事長が「書くな」と言う「知られざる過去」

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山奥の分校、兼業農家

 いくつもの誤算が絡み合って、出馬の正式表明前からすでに惨敗の二文字が見え隠れしているようだ。

「茂木氏は小学生の頃、足利市内の山奥の分校に通っていたそうです。家系は世襲でも特に裕福ということもなく、家業は兼業農家だったと言います。そういった出自の人物が有力政治家、首相になれる環境があるべきだというのも持論のようです。世襲批判は理解できますが、今回の総裁選で自民党が求められているのは旧来の政治の検証と刷新感、クリーンさ。たたき上げで仕事ができることがウリの茂木氏ではありますが、それ以外のアピールをできなければ評価されるフェーズではなさそうです」(同)

 自ら3頭政治と称して政権運営を牛耳るように振る舞ったこの数年が、彼の絶頂期として記録されるのだろうか。

デイリー新潮編集部

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