「特攻資料館に行きたい」早田ひなの発言の意外な原点 恩師は「毎年夏になると戦争の話を」

スポーツ

  • ブックマーク

 シングルスで銅、団体で銀。パリ五輪で二つのメダルを獲得した卓球の早田ひな(24)が、帰国後に「特攻資料館に行きたい」と語り、世間の注目を集めた。一見、藪から棒の発言だが、背景には恩師の知られざる“教え”があった。

 ***

 混合ダブルスはまさかの初戦敗退。さらに利き手の左腕を負傷するなど、思いがけない展開が続くも、早田は逆境をはねのけ、見事メダリストとして凱旋(がいせん)した。

 件の発言は、今月13日に行われた記者会見で飛び出した。...

つづきを読む