岸田総理の長男・翔太郎氏が父の外遊先パリ、ロンドンで“観光三昧” 異例の親バカに元首相秘書官は「観光に行く暇などない」と一喝【スクープその後】

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「とても観光に行く暇などなかった」

 内閣府によれば、政府専用機はその都度の外遊で必要と判断されたメンバーが搭乗可能で、使用者に特段の規定はないという。

 しかし、

「話を聞いて驚きました」

 とは、過去の内閣で首相秘書官を務めたさる人物。

「少なくとも自分が秘書官の時は総理の事務所の秘書を政府専用機に同乗させたことはありません。彼らは基本的に外交とは関係がありませんし、身の回りの世話なら、外務省のスタッフで可能。外遊に連れて行くという発想すらありませんでした」

 と言うから、やはり「特別扱い」の感ありあり。

 物見遊山についても、

「よくそんな暇があったなという印象です。自分は現地で業務に追われ、とても観光に行く暇などなかったですから……」

 失礼ながら、翔太郎氏のキャリア不足は否めず、外交現場に行っても役割がなく暇を持て余していたのだろうが、それにしても真剣味に欠けていることだけは間違いない。

 ***

 その後、2022年末に首相官邸で開かれた忘年会の模様を文春オンラインが報じたことをきっかけに、翔太郎氏は秘書官を辞職。後任の山本高義氏も銀座の高級クラブ通いが発覚し、秘書官には恵まれない岸田総理であった。関連記事【「席代だけで7~8万円」 岸田総理の秘書官の“銀座高級クラブ通い”に専門家は「緊張感がなさすぎる」】では、残念な“後釜”の豪遊ぶりを詳報している。

デイリー新潮編集部

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