雅子皇后に懸念される「新たな症状」 「お召列車」も間に合わず、那須ご静養を巡り“異変”が
“ご体調の波”
一体なぜ「間に合わない」という“異変”が生じたのだろうか。
「かねて“ご体調の波”がおありの中、とりわけ6月の英国ご訪問前から、皇后さまにはお疲れのご様子がうかがえました」(前出の関係者)
それは例えば、
「行事ご出席の際にお支度に時間がかかるなどして、御所のお部屋から予定通りのお時間にお出になれない状況が続いていました。本来であれば女官をはじめ、側近らが『そろそろです』などと促すべきところ、他ならぬ陛下が『(雅子皇后のご様子は)私が見ますから』と、日頃から仰っているため、周囲はご様子を静かに見守ることしかできないのです」(同)
その“波”のため、ひと月先のご予定が組みづらいだけでなく、当日になってもコンディションが見通せないまま事に当たるという“綱渡り”のような状況が続き、それが今回のご静養での“異変”にもつながったのではないかというわけだ。
「『睡眠相後退症候群』ではないか」
予定は分かっていても時間通りに体が動かない、動けない。そうした症状は一般人でも珍しいものではない。周囲は怠けているとかルーズだとか言いがちだが、そんな簡単な話ではなかろう。
これは、望ましい時刻に休んだり、起床したりといった活動が恒常的に困難になり、未明や明け方になってようやく入眠できるという状態である「睡眠相後退症候群」ではないかと推察される、と指摘するのは精神科医の片田珠美氏である。
一般に、こうした状況を改善するのは決して簡単ではないが、起床すべき時間に強い光を浴びることが効果的だ、と片田氏は語る。
皇后さまの早期のご回復を祈るばかりである。
8月29日発売の「週刊新潮」では、平成時代とは異なる「要因」でご体調を崩されているとも指摘される皇后陛下のご近況について詳しく報じている。
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