「松山英樹」が盗難被害、臨時キャディと優勝、腰痛で棄権…五輪銅メダル後の“アップダウン”を乗り越え年間王者に輝けるか
ツアー選手権の松山は7アンダーから
松山は第2戦をランク3位で迎え、2日目の朝に棄権したものの、第2戦終了後も彼のランクは3位のまま変わらなかった。そのため、今週のツアー選手権を7アンダーという有利な位置からスタートできる。
すでに第1戦で優勝し、360万ドルの優勝賞金を手に入れている松山が、最終戦でも勝利すれば、3週間で41億円超を稼ぐことになる。たとえ優勝できずとも、2位のボーナスは1250万ドル、3位は750万ドル、4位は600万ドル、5位でも500万ドルと、ビッグマネーの魅力は尽きない。
ただ一つ心配なのは、松山の体が回復し、最終戦を戦うことができるかどうかである。銅メダルの後に盗難、その直後に見事な優勝、そして今度は棄権と、山あり谷ありの松山だが、シーズンエンドの最終戦は、是非ともPGAツアーの頂点に立ってほしい。