板野友美が「750万円返せ」と訴えられていた 本人は「未熟であったことを反省」【スクープその後】

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ギャラを要求

 現在もベベ社は稼働中。1本1万円台などのコスメを売りさばいている。

「ともちんは良い人ですが、仕事ではトラブル続きなんですよね」

 と先の知人が続ける。

「例えば、元AKBの後輩のYouTubeにコラボ出演した時のこと。こうしたケースでは、暗黙のルールとしてギャラ無しで行うものですが、彼女の場合はきっちりと要求していた。まあ、しっかりしているといえばそれまでですが、結局、この元メンバーとはそれ以来、疎遠になったままです」

 では、当事者たちは何と言うか。

 まずは原告・ハーブ社に尋ねたところ、

「係争中につき、お答えすることはできません」

 と言う。

 一方、被告である板野サイドに聞くと、

「返金の意思はありますよ」

 とベベ社の担当者及び代理人弁護士が説明する。

「ただ、もともと当社はハーブ社側が経営実務を担っていたため、帳簿類はすべて向こう側が管理していました。しかし、独立した後も、それらの引き渡しをしていただいていないんです。また、過去に化粧品の展示イベントがあった際、当社からハーブ社に商品を納入しているのですが、この代金に当たる200万円弱もまだ支払ってもらっていない。つまり、反対債権があるわけです。積み残されたこうした問題を解決した上でお返しするというのが当方の姿勢です」

「経営者として未熟であったことを深く反省」

 そもそも、袂を分かった原因は、

「経費の使い方に疑念を抱く点があり、ハーブ社側を信用できなくなったのがきっかけ。別れた後も帳簿類を返してもらえないため、問題の、昨年8月にTOMO社に振り込まれた金も含め、会計の全体像がまったくわからない。そのため、それが判明するまで、支払いを留保しています」

 他社への未払いも、

「一部については既に支払っています。残りについても帳簿類が戻り、債務が確定したら当然、きちんとお支払いするつもりです」

 当の板野は、

「本件につきましては、和解させていただけるよう真摯に対応しております。経営者として未熟であったことを深く反省し、精進してまいります。なお夫を広告、宣伝に利用しているとの御指摘ですが、ヤクルト球団側に確認したところ、そのような認識は一切ないとのことでした」

 とコメントした。

 高津監督が顔を顰(しか)めそうな泥沼トラブル……。

 前出の球団関係者は、

「今シーズンの高橋は波に乗り切れていません。それがチーム低迷の一因でもある」

「ともちん」夫婦、正念場である。

 ***

 報道後、板野は自身のX(Twitter)に「皆さま、ご心配おかけしてすみません。ファンの方にいち早くこれだけはお伝えしたいです。経営者として、未熟ではありましたが、後ろ指さされるようなことは一切していませんので、ご安心下さい。ここは胸を張ってお伝えしたいです。今後は今以上精進し邁進していきます。今後ともよろしくお願いします」とつづっている。それから1年がたち、ともにディレクターを務めるコスメブランド「peau de bebe」は3周年を迎え、アパレルブランド「Rosy luce」のオンラインサイトには「SOLD OUT」の文字が並ぶ。夫の高橋投手も、17日の広島戦で熱投を披露し3試合ぶりの白星に。訴訟など過ぎたことだと言わんばかりに、夫婦ともども順風満帆のようだ。

デイリー新潮編集部

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