板野友美が「750万円返せ」と訴えられていた 本人は「未熟であったことを反省」【スクープその後】

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債務を立て替えたが…

 そして訴訟が提起されたのは、この3月。訴状などによれば原告・ハーブ社の主張は大要こうだ。

〈ベベ社は、ハーブ社及び、板野の父が代表、板野自身も取締役を務める「TOMO.73」(以下、TOMO社)とがそれぞれ250株ずつ出資して設立した会社である。しかし昨夏、板野とハーブ社の間でトラブルが起き、ハーブ社が共同経営から撤退することになった。それに伴い、ベベ社はその前年、ハーブ社から借りていた750万円とその利息分を返金することになった〉

 この時点で、ベベ社の口座はハーブ社側が管理していた。そのため、ハーブ社側のスタッフが昨年8月、ベベ社の口座から当該の返金手続きを行うことになったのだが、訴状にはこうある。

〈返金にあたり、板野サイドはやはりその前年、ベベ社がTOMO社から借りていた750万円も同時に返金することを求めてきた。そのため、ハーブ社のスタッフは、8月10日、ベベ社の口座からハーブ社とTOMO社にそれぞれ750万円と利息分の振込手続きを行った〉

 ところが、

〈ベベ社の口座は1日の振込上限額が1千万円だった。そのため、TOMO社への振り込みができなかった〉

 やむを得ず、ハーブ社のスタッフは、

〈自身の会社の口座からTOMO社に750万円とその利息分を振り込んだ〉

 これはすなわち、本来、ベベ社の債務であるものをハーブ社が立て替えたことになる。

別の金銭トラブルも

 しかし、

〈その後、ベベ社側にこの立て替え分の返金を求めたが、それに応じない〉

 そのため、計762万円余りを求めて訴訟に打って出たというわけである。事実ならベベ社は債務をハーブ社に消してもらったことになる。これで返金しないなら、なるほど、ドロボーと言われても仕方ないのだ。

「共同経営を始めてみたものの、ほどなくハーブ社はともちんに違和感を抱くようになったそうです」

 とは、前出の知人。

「実際の経営はハーブ社任せ。その代わり、ともちんには商品開発とPRを任せていたものの、いろいろ商品に口出しする割に肝心のPRには熱心ではないと不満を抱いていたとか」

 こうして袂を分かった後での「返還無し」ではもめるのも当然か。

 さらに、訴訟資料にはまた別のトラブルも。ベベ社は原告以外にも、HP制作業者や運送会社、税理士などに100万円以上の未払い金があると指摘されている。

 その税理士に聞くと、

「話せません」

 と言うが、これもまた事実なら困ったものなのだ。

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