野田聖子議員の「元暴力団夫」が美女とホテル不倫 直撃に「言う必要ないですよね」【スクープその後】

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苦しい弁解

 無論、元組長は偽証などしておらず、裁判でも事実認定されたことは前述の通り。敗訴したことへの苦しい弁解としか言いようがあるまい。そもそも、京都府警が捜査したのは野田氏側の訴えを受けたものであって、お偉い政治家から相談された府警もさぞや困ったことだろう。

 12日の会見の席で、聖子氏はこう語っている。

「今日は妻という立場で家族として、(中略)原告の夫を支えてきた一人として陪席させていただいています」「夫がそう(元暴力団員)でないと最初から今まで信じて取り組んでいます。息子のため、息子の名誉のために同席させていただいた」

 かたや文信氏は、

「自分がそういう組織に属していなかったので、自分の名誉を挽回させるためにという思いです」

 と決意を語った。ちなみに文信氏の代理人は“無罪請負人”弘中惇一郎弁護士である。

路地でいちゃついた後、ホテルへ…

 さて、冒頭の場面に戻ろう。

 妻に支えられ、宿敵の週刊誌に協力したとされる警察庁=国家を提訴した翌晩、文信氏は妻ではない、美貌の女性と食事をするため、九段下の洋食レストランへと向かった。

 黒のパーカーに、モンクレールのダウンジャケット、さらにニューバランスのスニーカーというラフな格好からして、女性とは肩肘張らない関係らしいことがうかがえる。

 レストランはディナーコースで1万5千円はする「高級店」。途中、文信氏が加熱式タバコを路上で吸う“違反行為”をしたのは、食後の展開を一服しながら思案していたからなのか。ちなみに、千代田区では路上喫煙は生活環境条例に触れ、2千円の過料となる。

 二人が店を出たのは21時ごろ。タクシーが見つからず、しばしの間、周辺をさまよった後、ようやく車を拾うと、二人が向かったのは文信氏の自宅とは違う方向、週末で人がごった返す六本木ヒルズ付近だった。六本木通り沿いでタクシーを降りると、二人は人気(ひとけ)の少ない路地の奥へ。腕を組み、カップルよろしくいちゃつきながら、5分ほど歩いた後、瀟洒な装いのホテルに吸い込まれていった。

 このホテルをHPで確認すると、部屋にはジェットバスや浴室テレビなどが完備。中には、露天風呂付きの部屋もあるという。休憩の場合、2時間制で6600円から1万5千円、宿泊の場合は1万円強から3万円程度だ。

 そして、約90分後――。

 ダウンジャケットを着こみながら、ホテルから出てきた二人は再び通りに出て、タクシーを拾い、男だけが乗り込んだ。名残惜しそうに見送る女性。そして、深夜23時20分ごろ、文信氏は都内にある妻と息子が待つマンションへと帰宅し、女性は都心から車で30分ほどの郊外にある自宅へと戻っていった。

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