まさかの暗転!ノーヒットノーラン目前から負け投手になった不運すぎる「投手列伝」
ロッテ・小島和哉が7月19日の日本ハム戦で、7回まで無安打無失点に抑えながら、8、9回に2本塁打を被弾し、被安打2の2失点で負け投手になったが、過去にも、ノーヒットノーラン目前から負け投手になった不運な男たちがいた。【久保田龍雄/ライター】
9回1死までノーノーに抑えながら、悪夢の逆転サヨナラ負けに泣いたのが、“平成の大エース”と呼ばれた巨人・斎藤雅樹である。
1989年の斎藤は、開幕から15勝2敗と絶好調。7月15日のヤクルト戦で、NPB歴代トップの11試合連続完投勝利を記録するなど、勢いに乗っていた。...