「滝クリはファーストレディの準備ができていないけれど」進次郎氏の出馬の裏側で
お盆前後ではないか
小泉進次郎元環境相(43)が9月の自民党総裁選への出馬の意向を固めたという。「いずれは首相になる」とされる一方、「まだそのタイミングではない」と言われてきた男が決断した背景には何があったのか。妻の滝川クリステルさんの存在も当然大きかったようだ。
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岸田文雄首相の「総裁選不出馬会見」で一気に動き出した総裁選。9月12日に告示、27日に投開票を行うことが決まった。
「もともと岸田首相の意思表示はお盆前後ではないかと見られていて、実際その通りになりました。その意思表示がなければ全体の構図が定まらず、不出馬の場合は候補が乱立するのではないかと見られていましたが、それも現時点でそのような流れになりつつありますね」
と、政治部デスク。派閥が解消され、しばりが基本的にはなくなることで出馬のハードルが下がったことは事実だろうが、それにしても現時点で取り沙汰される立候補予定者11人というのはなかなか想像できなかったものだろう。
当選4回以下は一大勢力
そんな中いち早く出馬を表明したのが、小林鷹之元経済安保相(49)だった。
「永田町という極めて狭いエリアでは出馬の可能性が取り沙汰されていましたが、国民の間での知名度はまだまだ低いので、“誰よりも早く”というのは悪くない作戦だったと思います。会見の中身が充実していたとは言い難いですが、“シン自民党”を訴えようとする姿勢はよく伝わってきました。派閥が全盛なら小林氏が出馬できたかというのははなはだ疑問で、できたとしてももっと選挙が近づいてからで泡沫候補扱いだったことでしょう。隔世の感がありますね」(同)
40代の小林氏の出馬が世代交代を一気に進める効果があるのだろうか。
「小林氏自身も含めた当選4回以下の衆院議員は全体の50%を超えており、派閥のしばりがないこともあり一大勢力と言えるでしょう。過去4回の衆院選はいずれも与党にとってフォローの風がかなり吹く中での選挙で、そこまでの苦境を経験していないというのもあり、とにかく次の衆院選で苦労しない総裁を選びたいというのが本音だと見られます」(同)
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