「TRUE LOVE」のイントロは藤井フミヤの弾き間違いだった…ミュージシャン・佐橋佳幸が明かす“ミリオンヒットが生まれる現場”

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音楽を嫌いになったことなんて、一度もない

 キーボード、ベースとしてDr.kyOnを、ボーカルに冨田麗香を加えた新生UGUISSは8月21日に新曲「きみは夜の月」の配信を開始。SETAがジャケットのイラストを制作したアナログ盤の発売も予定している。さらには9月5日にビルボードライブ東京で、デビュー40周年記念ライブの2回公演を行う。

「新しい仲間と昔からの仲間で集まって、新しいことができる」と指摘する佐橋が大事にしている言葉は「温故知新」。決して懐古主義に陥らず、古き良さを発揮しながら新たな現代の技術を駆使した音作りに挑む。

「新しいことに興味があり追究していきたい」といい、昔の曲も昔の時代ならではの曲にせずに、2024年なら2024年という“モード”のある作品を作ることを心がけていきたい――。そんな理想を掲げ、未だにCDショップや中古レコード店、ネットやサブスクで最新の音楽をチェックする日々だ。

「今までに音楽を嫌いになったことなんて、一度もないですからね」

「まだやりたいことがあるから、この道をずっと歩いて行ける」。その思いを体現すべく、9月のライブでは、40周年を迎えて、なお新しいUGUISSの姿を見せることに全力投球する。

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 再び原点に戻ってきた佐橋佳幸。第1回【「とんでもないクソバンド」がもたらした若き日の契機…ミュージシャン・佐橋佳幸がJ-POPに欠かせない存在となるまで】では、高校の先輩・後輩との縁で音楽業界に枝葉を広げた若き日々が語られている。

デイリー新潮編集部

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