「和田アキ子」全面謝罪で次に危ないコメンテーターは誰? 業界で不安視されるのは「元国民的美少女」タレント
「10年食わせてあげる」
「大阪・梅田で買い物をしていた時に現在の所属事務所の社長にスカウトされ、芸能活動を復活させました。その際、社長に対して『本気で売ってくれんの? じゃあ10年契約しましょ。10年食わせてあげるから』と言ったというのは伝説になっています」
昔からズバズバ言うタイプだったようだ。
「国民的美少女コンテストで入賞するくらいですから、見た目はいいのでアイドルとして売り出そうとしたものの、よく喋るうえに歯に衣着せぬストレートな物言いが面白いと評価され、バラドルに転向したのです」
驚くことに、94年の再デビュー後の彼女は、情報番組やワイドショーなどのレギュラーがほとんど途切れていないのだ。
「元ヤンというキャラも発揮して、有識者コメンテーターにはない独自の切り口が共感を得る部分も多かったのでしょう。飾らないキャラやコメントがウケていた時代でした」
ところが――、
「2006年、彼女は同棲相手と暮らしていたマンションの住民から、夜な夜な音楽と歌声を大音響で轟かせているのがうるさいと苦情が出て、パトカーが出動する事態になりました。それでも事態は収まらず、住民の代表が弁護士を立て、彼女の所属事務所に内容証明郵便が送られる騒ぎに発展。紗理奈さん側が謝罪し、部屋を引き払うことになりました」
さらに――。
炎上の過去
「07年には、未成年での喫煙で事務所を解雇された元モーニング娘の加護亜依さんや、年齢をサバ読みしていたタレントの夏川純さんを、紗理奈さんがブログで擁護して問題視されました」
それを報じた当時の記事に、文面が再録されている。
《喫煙しただけで追放になる芸能界ってどないなん?/年ごまかしてただけで真面目に謝罪せなあかん芸能界ってどないなん?/あたしにとってはどっちも全然たいした問題じゃない/悪い事は一通りしてましたが何か????/20歳過ぎてからタバコ吸う人のほうが少ないやろっ!!/年齢で女を判断する日本の社会がおかしいやろ!!/芸能人やからって真面目にせなあかんのはおかしくねぇか?/等身大で言いヤンか。/芸能人がみ~~~んな真面目になったら何か夢ないよなぁ》(「週刊実話」07年4月26日号)
「ブログにはコメント欄がなかったので炎上には至りませんでしたが、所属事務所に抗議が殺到したため彼女は謝罪することになりました」
彼女のコメントは言葉こそ乱暴ではあるものの、言っていること自体はわからないではない。
「これこそが紗理奈さんの個性的なキャラクターがわかるコメントではあるのですが、それも許されないと煽る人がいる時代なのです。とはいえ、ネットニュースで叩かれる発言は、悪気のない独自目線のコメントと言っていい。彼女のファンは、大阪のおばちゃんのような彼女の発言を期待し、見守っているはずですが、そうではなく見つめているネット民もいるのです。もし彼女が今後、ご意見番と呼ばれるような発言に終始すれば、ネット民の餌食にされてしまうかもしれません」
お気をつけください。